新聞に載った

世間は3連休。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。オレは前2日、死ぬほど働きました。1日目。朝から一宮駅頭で「手紙」公演のビラまきをしました。午後からスタジオで稽古。夜は大府で市民対象のワークショップでした。昨日、連休2日目は10時から17時半までスタジオで稽古をしました。途中1時間弱昼飯を食べに行った以外は休憩なし、6時間半稽古しました。今は連休3日目の朝です。ようやく家にいます。すごいなオレ。ようやるわオレ。自分で自分に呆れています。

土曜の朝、中日新聞尾張版に一宮スタジオの記事が載りました。

「日常的に演劇楽しむ場所を」という5段抜きの記事です。笑顔のオレの写真もドデカく載りました。

この土日、一宮の街を歩いていたら何人かもの見ず知らずの人から、「新聞見ました」と声を掛けられました。土曜の朝一宮駅前でビラまきをさせていた生徒も「(新聞)見たよ、がんばって」と道行く人の方から声をかけてもらったそうで、目を白黒させていました。「前よりチラシを受け取ってくれる人が増えました」生徒たちはホクホクでした。ボックスショップ(一宮スタジオの入っているほんまち3丁目のビルの1階にある店だ)のおばあちゃんたちもしきりに声をかけてくれました。「お父ちゃんに新聞見せて自慢しちゃったよ、ホラ、これがウチの先生だよって」。ボックスショップの横を通るたびに言われるもんだから、嬉しいやら気恥ずかしいやらで、この土日は、おちおちタバコも吸いに出られませんでした(ビルの中は禁煙です。タバコが吸いたくなったら、ボックスショップのレジの横を抜けていちいち外に出なきゃいけないのです)。

ありがたいことにチケットも動きました。新聞に記事が出た土曜日は朝の6時半から予約の電話が鳴って、土曜日の2公演は完売になりました。日曜日の分も残り4席で売り切れになります。芝居のチケットはなかなか売れないんです。地方では殊に難しいです。ウチのNPOは仲間内でチケット売りあって席埋めるとか、必要もないのにアンサンブルで舞台にたくさん素人さん出して、ノルマ制でチケットを売り歩かせるなんていうヤクザな手法は金輪際したことがないので、尚のことシンドイです。今回はビラまきと新聞のおかげで飛ぶように売れました。拝みたくなるほどありがたいです。ウチの芝居の制作をやっているK村は、普段は無愛想なおじさんなのですが、この土曜は朝イチからこれまで見たことないような笑顔を見せてくれました。チケットが早くから動いたのがよっぽど嬉しかったのでしょう。続けてりゃあ、こういう日が来るんだよなあ。オレらこれまで苦労したもん。なあK村さん。

新聞の読者が減ってるなんてこの頃よく耳にしますが、どうしてどうして。その影響力たるや今だ絶大でした。特に地域版は、その地域の人は熟読していることを今回は骨身に沁みて感じました。

オレはいままでに教育関係の賞を山ほどもらいましたが、これほど温かい声かけを同僚の教員たちから受けたことは、ついぞ一度もありません。教員ってヤツはマジで(ひらがな6文字をいれてください)人種です。そういう教員の心根、反吐が出るくらい嫌です。それにくらべて一般の人は温かい。一宮の人は温かい。あけすけな感じがします。それは本当にステキです。

人を動かす言葉を書ける記者はそうそういません。書いてくれた記者さんに感謝です。