『帰郷』バックストーリー③
2024年8月31日
出奔 平成20年(2008年)35歳。時次郎は突然出奔した。店も家族も商工会の仕事もすべてほっぽり出して、誰にも何にも告げずに一宮の街から姿を消したのである。 16歳高校1年生になる娘、35歳の妻、68歳の老母は途方に […]
『帰郷』バックストーリー②
2024年8月25日
夢見る人 時次郎は夢見る人であった。余人の思いつかないことをひらめき、それを粘り強く実現していった。時次郎が贖った自社ビルは地下1階地上5階で、6軒の同じつくりのビルが壁一枚隔てて横につながっていた。時次郎は中2階に目を […]
『帰郷』バックストーリー①
2024年8月18日
これから何回かにわたって、CAワークス秋の公演『帰郷』のバックストーリーをアップする。これを読んでからでないと、芝居を十分に楽しむことができない。謂わば芝居を観るための予習にあたる。 一宮駅に一人の男が降り立つ。改札を抜 […]
県大会結果報告。あるいは肩書のない名刺のこと。
2024年8月18日
県大会の結果が出た。刈谷東は中部大会に行けなかった。上演中に不意に会場から笑いが起こった。地区大会ではなかったことだった。 コンクールに出ている以上、結果については何も言うまい。言っても詮方ない。笑いが起こった原因をオレ […]
県大会上演が終った。
2024年8月10日
昨日(8月9日)、刈谷東高校演劇部の県大会での上演が終わった。部員が消えたり、オレ自身が体調が悪かったりしたが、執念で上演までこぎつけた。 いっしょに執念深く、絶望せずに上演までこぎつけてくれた部員のみんなや2人の顧問の […]