求ム。営業・宣伝担当。

高校演劇の地区大会が終わった。オレが顧問をしている刈谷東高校演劇部は、無事に勝ち上がって県大会に出ることになった。大変嬉しい。県大会上演は8月9日(金)14時10分から。お時間のある方は観に来てほしい。タイトルは「いとしき日々よ」(部活動バージョン)に落ちついた。

でもね、県大会に出ることが決まってから、またまた塗炭の苦しみが待っていたよ。今、オレはその苦しみの真っただ中にいるわけさ。どんな苦しみか?前のブログで書いたようなことが繰り返されているだけなので、ここで繰り返し書くことはしないでおく。せっかく県大会に行くことが決まっても、またまた賽の河原の苦しみだよ。フン!

いっしょにモノを作る。こねくり回してこねくり回して・・・。そのうちに形ができてくる。なんと、こんなものができちゃった!オレ、こんなことを考えていたのか!面白れえなあ・・・。そういう経験がいっしょにできる人間の、なんと少ないことだろう。

高校演劇はしゃあない。とっても悲しいけど、そんな経験ができなくてもしゃあない。だって、部活は教育活動の一環で、そこには教育活動というタガがはまっていて、部員は高校生で、そこには高校生というタガがはまっていて、顧問も元をただせばただの教員で、たまたまなんかの加減で演劇部の顧問になっちゃっただけで、そこには教員の本務じゃないことをやっているというタガがはまっていて・・・。タガばっかりで、がんじがらめだ。そのタガは、これまではあんまり意識しなくてもやれてきた。高校演劇といえども、演劇だ、芸術だ。芸術は自由だ。オレはずっとそう思ってやってきたけど、この頃は、いろんな「タガ」の存在をものすごく意識しなきゃいけないような空気を感じてしまう。だから、大変悲しいが、部活に多くを期待するのを止めよう。そう思えるようになってきた。ま、ただ単に賽の河原地獄に疲れたせいでそう思えるようになっただけかもしれないが。それにしてもやっぱり、ちょっと窮屈になってきたんじゃないか、高校演劇は。

でも、でもさ、その分、自分がやってるNPOでは、思いっきりやりたいことだけをやろう!ってんで、いろいろとやっている。演劇トレーニングジム、一宮スタジオ演劇部、そうして、演劇公演だ。人間妥協を覚えると歯止めが利かない。誰かのせい、何かの都合のせいにして、あれよあれよと堕落する。せっかく他では経験できないこと、観れないものを提供してるんだから、それができる環境や条件を苦労して整えてきたんだから、安い妥協はしないぞ、いいもん創るぞ。深夜眠りに就く前にオレは必ず自分を鼓舞することにしている。

先週の土曜日、営業の仕事をしている人に教えを乞うた。常々思ってたんだ、「ウチのNPOは宣伝が下手だなあ」って。さすがプロだ、いいことをたくさん教えてくれたよ。まずはSNSだということがわかった。誰か、いないかな。ウチのNPOのやってることに共感して、いっしょにこねくり回しながらモノを作ってくれる人が。営業宣伝部門を担当してくれる人が。

このブログ、誰が読んでるのか、どれくらいの人が読んでくれているのか、さっぱりわからない。でも、まだ見ぬあなたに向かって募集したい。SNSを含んだ、CAワークスの営業宣伝部門を担ってもらえる人、もしいたら、HPに連絡を入れてほしい。やっとわかってきたんだ。営業宣伝もいいもんを作るために必要不可欠な要素だってことがさ。

あれま、オチを考えずに書いていたら、営業担当募集の記事に落ち着いた。オレの無意識が、ようやく次のNPOの公演に向かって動き出したんだと思う。