一宮スタジオ4周年

オレもK村も口に出さぬが、昨日CAワークス一宮スタジオは4周年を迎えた。めでたい。よう潰れずにやれたもんだ。金の管理をしてくれているK村に感謝だ。

4周年記念事業というわけではないが、今日から「EQスクール」が始まった。生徒さんは計7人。10人でスタートしたかったんだけどなあ。景気いいこと言ったわりにはオレに人集めする余力がなくて、この人数でのスタートとなった。

オレは今、新しい本を書いている。リベ国の本の総集編のつもりで書いているんだが、その本に書いた順にレッスンをやっていくつもりだ。

1回目の授業は、謎解きを生徒さんたち(EQスクールはスクールだから、参加者は生徒だ)にやってもらった。2人ひと組で謎を解いた。

オレは、ずっと観察していた、ペアになっている2人の距離感と、対人関係の特徴を。

一年間、固定メンバーでEQスクールをやっていくうちに、生徒さんひとり一人にどんな変化が表れるか、オレのレッスンの真価も問われるだろう。楽しみで仕方ない。

早速今日、参加者に変化が表れた。なんという速やかな変化!なんという気づきの早さ!

ひとりの参加者が授業の終わりに言った。

「前回、無料体験に来たときから、先生(オレのことだ)は何を正解とするのだろうとずっと探りながら、レッスンをしたり、返答をしたりしていました。今日、ふっと気づきました。この先生(オレのことね)は、正解なんてないんだなあ、求めてないんだなあ、なら何を言ってもいいんだなあ」

ムチャクチャ良い言葉じゃん!オレは、正解なんて求めてない。オレのレッスンに唯一の正解なんてない。オレがレッスンの場で求めているもの、それは忖度も、遠慮も、空気を読むこともせずに、感じたとおりの〝ナマ〟の言葉を発することだけだ。

ナマな言葉を発すること。それがいかに難しいことかは、今じゃあ幼稚園児だって知ってる。

息苦しい世の中になった。ま、その分、オレのレッスンの場の価値が上がるんだけどさ。