講座内容
『コミュニケーションの準備体操』(岩波書店)という本に紹介されているメニューを体験します。
キーワードは〝遊ぼう〟です。
2人で遊ぶ。みんなで遊ぶ。集まったメンバーの人数や顔触れを見て、なにして遊ぼうか決めます。
遊ぶうちに、自然とにコミュニケーションのチカラが身についてゆきます。
なんと!本の作者がいっしょにやります。一宮スタジオだけの大特典です。
中学生以上ならどなたでも参加できます。『コミュニケーションの準備体操』に遊びに来てください。
岩波ジュニアスタートブックス
コミュニケーションの準備体操
レッスン形式で学ぶコミュニケーションの基礎。実際にやってみるとすぐに役立つコミュニケーションの力が身につきます。
コミュニケーションの力とは何でしょう? 上手く話す能力のことでしょうか? この本では「ことば以前のコミュニケーション」と「ことばによるコミュニケーション」の2部構成でレッスン形式で学ぶ実用書です。読むだけでもよし、実際にやってみるとすぐに役立つコミュニケーションの力が身につきます。
講師による自己紹介

みなさん、こんにちは。兵藤友彦といいます。高校の教員をしています。20年以上定時制高校に勤めています。20年!すごいですよね。自分でもこんなに長くおんなじ学校に勤めるとは、しかも昼間定時制高校という、ちょっと珍しい学校に勤めるとは、教員になったときには思ってもみませんでした。
私は、演劇の指導をしたり作ったりします。顧問をしている刈谷東高校演劇部は、10年間で3度、高校演劇の全国大会に出場しました。定時制が全国大会まで勝ち上がるのって、本当に珍しいんですよ。
演劇の基礎レッスンを基にした授業「演劇表現」を2006年から勤務する高校でやっています。就職や進学の面接に役立つと評判で、この頃では毎年40人以上の生徒が受ける人気科目になりました。
今年度からは3年生全員が勉強する「リベラルアーツ国語」という科目を作りました。リベラルアーツ。このごろよく耳にする言葉ですよね。リベラルアーツ=自由になるための技。「話すこと、聞くこと」を中心としたゲームを通して、自由になるための技を身に着ける。そんな科目です。この授業は、いくつかの点で日本初の試みで、中日新聞の教育面やJAPAN TIMMESにも大きく取り上げられました。
学校の教員をしながら、社会のいろいろな問題を芸術を通して考え、解決してゆこうというNPO法人を設立しました。昨年2024年10月でNPO法人CAワークスは、11周年を迎えました。
これまで3冊、本を書きました。定時制での演劇活動や、「演劇表現」の授業の本です。『いま、ここに、あなたといること』(角川学芸出版)、『奇跡の演劇レッスン』(学芸みらい社)、『コミュニケーションの準備体操』(岩波書店)。機会があれば、手に取って読んでみてください。
みなさんに私という人間がしてきたことをよく理解してもらおうと、してきたこと、やってきた事実だけを正直に書き連ねてみました。
書き終えてみて、自分って何者なのか、私自身、よくわかりました。
〝演劇的な手法を用いたコミュニケーション教育を、活動の軸としている教育者〟
これが私、兵藤友彦という人間です。
私がつちかってきたスキル、教育の手法が、みなさんのお役に立てることを願っています。
講座『コミュニケーションの準備体操』でお会いできるのを楽しみにしてます。
兵藤友彦
アクセス
愛知県一宮市本町3丁目3-20
ほんまちサンプラザ
C,A,ワークス一宮スタジオ
地下1階 「スクエア」
3階 劇場「シアター」
JR尾張一宮から徒歩5分
